日本SGIは2006年6月14日,長岡技術科学大学 情報処理センターから次期計算処理サーバーとして米Silicon Graphics社の「SGI Altix 4700」を受注したことを発表した。Altix 4700は,日本SGIが2月に発表した大規模Linuxサーバーで,最大4096個のItanium2プロセッサを搭載できる。

 長岡技術科学大学 情報処理センターは2002年から日本SGIのUNIXサーバー「SGI Origin 3400」を用いた計算処理システムを運用してきた。利用者数が導入時の2倍以上になり,より高い処理性能が必要になったため,Origin 3400をAltix 4700にリプレースする。研究用計算処理サーバーとして用いるAltix 4700には,Itanium2プロセッサを64個,512Gバイトの主記憶を搭載する。新システムは8月1日から稼働する予定。