日本ユニシスは6月12日、鹿児島銀行がWindowsで動作するユニシス製勘定系パッケージ「BankVision」の採用を内定したと発表した。Windows勘定系の導入決定は、セブン銀行、百五銀行(三重県)、紀陽銀行(和歌山県)、筑邦銀行(福岡県)、佐賀銀行、十八銀行(長崎県)に続いて7行目となる。

 鹿児島銀行は、日本ユニシス製の大型IAサーバー「ES7000」を使って、BankVisionを動作させるとみられる。データベースは、SQL Serverを使う可能性が高い。新システムの稼働時期は、2009年以降の公算が大きい。

 日本ユニシスは、メインフレームで動作する勘定系システムに比べて、BankVisionではシステムの保守・運用コストを3割程度削減できるほか、システム修整にかかる時間も短縮できるとしている。