昨年の「セキュリティキャンプ2005」の模様
昨年の「セキュリティキャンプ2005」の模様
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 経済産業省と財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC)は8月8日から12日までの5日間,学生を対象とした合宿形式のセミナー「セキュリティキャンプ2006」を実施する。昨年の参加資格は「20才以下」だったが,今年は年齢を引き上げ「22才以下」とする。JIPDECのホームページで参加する学生の募集を開始した。

 セキュリティキャンプはセキュリティ人材の早期育成を目的として,経産省とJIPDECが2004年から開始した。昨年同様,実行委員長はラック 代表取締役の三輪信雄氏。独立行政法人情報処理推進機構の園田道夫氏,NTTデータの宮本久仁男氏,テックスタイルの岡田良太郎氏,理化学研究所の渡辺勝弘氏,エネルギア・コミュニケーションズの濱本常義氏,NTTデータ先端技術の根津研介氏,日本高信頼システムの田口裕也氏,ネットエージェントの伊原秀明氏,中央大学研究開発機構の塩月誠人氏,三井物産セキュアディレクションの国分裕氏など著名なセキュリティ技術者が講師を務める。また今年から文部科学省が後援として名を連ねた。

 講師による講義,実際にマシンを使った実習に加え,セキュリティ企業の見学,現役検事の講演や若手技術者との交流会も計画されている。

 参加資格は2007年3月31日時点で22才以下の学生および生徒。昨年は20歳以下だったが,20才以上の学生からの参加希望が多かったことから対象年齢を引き上げた。昨年同様30名を募集する。中学生の参加もあり,昨年の最年少参加者は13歳だった。