エクストリークは、Skypeと従来のPBXなどの電話システム間の通話を可能にする「VoSKY Exchange」を「Interop Tokyo 2006」に出展している(写真1)。PBXに収容された電話機とSkype間の通話を可能にするゲートウエイ製品である。
パソコンとUSBによりVoSKY Exchangeを接続することで、ゲートウエイを実現する。PBXなどとは、一般のアナログ電話ポート(FXOポート)で接続する(写真2)。
SkypeIDあてにかかってきた電話を内線電話機に転送することで、Skypeからの着信を可能にする。あらかじめ、SkypeIDをアドレス帳に登録しておけば、一般電話機からのダイヤルで、Skypeに電話をかけられる。アドレス帳には最大9999件のSkypeIDを登録可能である。同じ企業や拠点内で、PBXシステムとSkypeを混在するという使い方もできる。
VoSKY Exchangeは、USBポートを4、FXOポートを装備し、15万~20万円で7月に発売する。8ポート版を開発中で、今秋発売を計画している。