日本アバイアが参考出展している「サーバーレスSIPソリューション」
日本アバイアが参考出展している「サーバーレスSIPソリューション」
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 IP電話機をネットワークに接続するだけで、IP電話システムが構築できる--。日本アバイアが「Interop Tokyo 2006」に参考出展している「サーバーレスSIPソリューション」である。Peer to Peer(P2P)技術を使い、サーバーを必要としないプラグ・アンド・プレイのソリューションである(写真)。

 IP電話機をネットワークに接続すると、P2Pによってほかの電話機を探し、番号などを設定、通知していく。その時点で、通話可能になる。Webブラウザによって、各電話機の設定変更も可能である。ボイス・メールや自動代理応答などを搭載する。

 このプラグ・アンド・プレイIP電話機は、「Avaya 4621SW」「同4610SW」に専用ソフトウエアをインストールすることで実現する。P2Pは、米アバイアが昨年9月に買収したカナダのNimcat Networksの技術を利用。米アバイアは5月に「Avaya one-X Quick Edition」として発売しているが、国内の発売時期は未定。