手のひらに乗る小型のIPS(侵入防御システム)装置「Ally ip100」
手のひらに乗る小型のIPS(侵入防御システム)装置「Ally ip100」
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 日本通信は2006年6月6日、手のひらに乗る小型のIPS(侵入防御システム)装置「Ally ip100」を発表した。価格は18万円(同社オンラインショップでの直販価格)である。複雑な設定作業をしなくても、パソコンと接続するだけで不正侵入を防止できるため、専門知識を持ったシステム管理者がいない、企業の営業拠点や社内ネットワーク、家庭などに向くという。

 Ally ip100は、ウイルスやクラッカーによる不正アクセスを検知し、防御する。検知する異常な通信内容は、「ポートスキャン行為」「一定時間に多量の通信を受ける」「RFCに準拠していないTCP/IPの通信」などである。