ライフボートのサーバー用バックアップソフト「LB Image Backup 7 Server」
ライフボートのサーバー用バックアップソフト「LB Image Backup 7 Server」
[画像のクリックで拡大表示]
バックアップ対象の選択画面
バックアップ対象の選択画面
[画像のクリックで拡大表示]

 ライフボートは2006年6月5日、サーバー用バックアップソフト「LB Image Backup 7 Server」を発表した。2006年6月9日より、販売代理店などを通じて販売する。同社としては初めてのサーバー用バックアップソフトである。特徴は、バックアップにWindows Server 2003が備えるVSS(Volume Shadow Copy Service)機能を使えることにある。

 大きな機能は2つ。1つは、ハードディスクのデータを丸ごと1つのファイル(イメージファイル)にまとめてバックアップする機能。もう1つは、ハードディスクのデータを別のハードディスクにコピーする機能である。いずれの機能も、オンラインバックアップ(サーバーを停止しなくてもバックアップできること)に対応する。

 オンラインバックアップでイメージファイルを作成する方法として、独自の仕組みを使う方法と、Windows Server 2003のVSSを使う方法を選べる。VSSは、ファイルが更新作業中でもバックアップを取れる機能である。ライフボートはExchange ServerやSQL ServerなどVSS対応ソフトが稼働中にそれらのデータをバックアップする場合は、VSSを使う方法を薦めている。独自の仕組みを使ってオンラインバックアップを実行すると、データの整合性を保証できない可能性があるからだという。

 一方のデータをコピーする機能は、ハードディスクのセグメント単位で別のハードディスクにデータをコピーする。

 動作OSは、Windows Server 2003/XP Professional/2000/Server 2000。製品CD自身がOSを備えており、製品CDからパソコンを起動すれば、LinuxなどのOSのバックアップも可能である。価格は7万1400円(1ライセンス、税込み)から。