ネットエージェントは2006年5月25日、P2P型ファイル共有ソフト「Share」の暗号を解読し、通信をブロックする機能を同社のファイアウオールソフト「One Point Wall」に搭載すると発表した。2006年6月中旬から、One Point Wallのアップデート機能を通じて配布する。

 Shareは、Winnyと同様のP2P型ファイル共有ソフト。最近になって、陸上自衛隊の隊員教育用の資料や毎日新聞の関係会社からの読者情報が、Shareを通じて流出する事件が起きている。

 One Point Wallの価格は9万8000円(30デバイス)。One Point Wallを搭載するアプライアンスもあり、価格は18万7250円(30デバイス)。