ソフトバンクは5月18日,英ボーダフォン・グループと端末の調達やコンテンツ配信を共同で実施する合弁企業の設立で合意したと発表した。

 新設する合弁企業では,(1)端末の共同開発・調達,(2)携帯電話のモバイル・ポータルと基盤ソフトウエアの共同開発,(3)コンテンツの共同調達・配信を実施する。ソフトバンクとボーダフォン・グループが55億円ずつ出資し,双方から取締役を4人ずつ送り込む。ソフトバンクからは孫正義社長が,ボーダフォン・グループからはアルン・サリーン社長兼CEOとヨーロッパ部門責任者のダリル・E・グリーン氏が取締役として参加することが決定しているとした。

 本日13時から都内で携帯電話事業に関する記者会見を開催中で,その詳細は追って報じる。

 なお10月1日にボーダフォンの社名を「ソフトバンクモバイル」に変更し,ブランド名を「ソフトバンク」に変更することも発表された。ロゴもソフトバンク・グループ共通のものになる。