• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

ニュース

ヤマトリース、Ajax使いコスト5分の1で中古車売買サイトを構築

清嶋 直樹=日経情報ストラテジー 2006/05/17 日経情報ストラテジー
中古トラック一覧画面。ページ全体をリロードすることなく価格順、積載量順などに並べ替えられる
中古トラック一覧画面。ページ全体をリロードすることなく価格順、積載量順などに並べ替えられる
[画像のクリックで拡大表示]
トラックの全体図をクリックすると、その部分の写真が表示される
トラックの全体図をクリックすると、その部分の写真が表示される
[画像のクリックで拡大表示]
 ヤマト運輸グループのヤマトリース(東京・豊島)は2006年4月に、中古トラックの物件紹介サイトを開設した。Webブラウザ上で表現力豊かな画面表示やデータ処理を実現する「Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)」技術を採用し、使い勝手を良くしつつ、コストを抑えた。Ajax専門のソフトウエア会社であるHOWS(東京・台東)のAjaxコンポーネント(部品)を採用した。

 ヤマトリースは、ヤマト運輸の協力会社である運送業者約700社や、ヤマト運輸の宅急便取扱店に対して、トラックなど商用車をリースしている。トラックには一般乗用車のような中古車市場がない。そのため同社は、運送業者の廃業などで不要になったトラックが発生した時に、安い価格でしか売却できないという問題を抱えていた。

 新サイトでは、不要トラックの価格や積載量、走行距離などの情報を運送業者に提供。新しいトラックを必要とする運送業者は、新車より安価なトラックを入手できる。ヤマトリースにとっても、トラックの売却損を抑えられるうえ、不要トラックが新たなリース契約につながるメリットがある。

データベース管理システム使わずコスト抑制

 新サイトではAjaxを駆使し、中古トラックを価格順や積載量順に並べ替える処理をスムーズにできるようにした。さらに、トラックの全体図をクリックすると、その部分が徐々に拡大する形で写真が出るなど、プラグインが必要な「Flash」に近い視覚効果を、Webブラウザのみで実現している。

 トラック取引の目標は年間100台だが、「既に目標を上回るペースで成約している」(ヤマトリースの小佐野豪績社長)。取引規模がさほど大きくないため、Ajaxを使うことでシステム投資額を800万円前後に抑えた。

 Ajaxには、Webブラウザとサーバーの間でXML形式のデータをやり取りすることで、Oracleなどのデータベース管理システムを導入しなくても高度なデータ管理ができるという特徴がある。「投資額は、データベース管理システムを使った本格的なシステムを構築した場合の5分の1程度。30台程度の売買が成立すれば簡単に元が取れる」(小佐野社長)という。

 Ajaxは、検索サイト大手の米Googleが「Google マップ」で採用するなど、個人向けWebサイトの表現力を高める技術として注目を集めている。今後は、安価に簡易Webシステムを作れる技術として、企業情報システムでの採用も広がりそうだ。

あなたにお薦め

連載新着

連載目次を見る

今のおすすめ記事

  • 【記者の眼】

    戸籍のマイナンバー対応を阻む2つの壁

     住民票と並んで個人にとってなじみの深い公的書類に戸籍がある。その戸籍をマイナンバーに対応させるための法制化の取り組みが本格化した。住民票や課税証明書と同様に、マイナンバーに基づく情報連携によって行政機関への戸籍謄抄本の提出を不要にして、国民の利便性向上と行政事務の効率化につなげるのが狙いだ。

ITpro SPECIALPR

What’s New!

経営

アプリケーション/DB/ミドルウエア

クラウド

運用管理

設計/開発

サーバー/ストレージ

クライアント/OA機器

ネットワーク/通信サービス

セキュリティ

もっと見る