アイティフォーの2005年度決算は増収増益、ECシステム事業が売上高68%増アイティフォーは5月12日、2006年3月期の決算を発表した。売上高は前年同期比5.3%増の116億3100万円、営業利益が26.8%増の12億5400万円、経常利益が21.4%増の12億6100万円で、4期連続で増収増益を達成した。2007年3月期は、売上高が7.5%増の125億円、営業利益が9.0%増の13億6700万円、経常利益は7.0%増の13億5000万円と予想する。 2005年度のセグメント別の売上高は、主力のソリューションシステム事業が前年度比10.7%増の63億4500万円と、カスタマーサービス事業が3.0%増の23億1000万円で増収だった。だが、ネットワークソリューション事業が2.9%減の18億5300万円、その他事業が3.2%減の11億2200万円で減収となった。 ソリューションシステム事業の中でも、eコマースシステムの売上高が前年度比68.2%増で7億7500万円、CTIシステムが23.8%の16億4000万円と好調だった。アイティフォーの須賀井孝夫社長は、「Webサイトのデザイン会社のグラス・ルーツと、Webビジネス支援会社のスナッピー・コミュニケーションズをグループ会社化したことで、Webビジネス向けの事業が拡大した」という。アイティフォーと文化が全く異なる両社と協力することによる、補完効果が出た形だ。 逆に足を引っ張ったのがCRMソリューションシステムで、売上高は前年度比49.7%減の3億2300万円まで下がった。「2004年に買収したCRM製品にバグが多く、その修正に追われて売ろうにも売れなかった。ようやく修正が済んだので今期は回復する」(須賀井社長)と説明する。 今期のセグメント別の業績予想は、ソリューションシステム事業が71億円、カスタマーサービス事業が23億6000万円、ネットワークソリューション事業が20億円、その他事業が10億3000万円となっている。 同社が今期、特に力を入れる事業として挙げたのは、携帯電話のGPS機能を使って子供の連れ去り防止するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サービス「お守りキッズ」と、危険物の置き去りや不審者を発見する画像分析装置である。「画像分析装置は海外の空港や国内でも官公庁で実績がある製品。例えば成田空港などを想定すると、3億円ものシステム案件になるため、一気に伸びる可能性がある」(須賀井社長)という。 最新ニュース記事一覧へ >>
|