写真1 統合管理ツール「YaST」の画面(写真はRC版のもの)
写真1 統合管理ツール「YaST」の画面(写真はRC版のもの)
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写真2 セキュリティ機構「AppArmor」の管理画面(写真はRC版のもの)
写真2 セキュリティ機構「AppArmor」の管理画面(写真はRC版のもの)
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写真3 新しいデスクトップ環境を提供する「Xgl」の例(ウインドウをドラッグすると震えるように動く例)
写真3 新しいデスクトップ環境を提供する「Xgl」の例(ウインドウをドラッグすると震えるように動く例)
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 米openSUSEプロジェクトは2006年5月11日(米国時間),フリーのLinuxディストリビューション「SUSE Linux 10.1」の正式版を公開した(関連記事1関連記事2)。当初の計画では4月25日にも公開される予定だったが,Release Candidate版(正式版を公開する直前の暫定バージョン)でさまざまな不具合が見つかったことから,正式版の公開が遅れていた。

 SUSE Linuxの特徴は,使いやすい統合管理ツール「YaST」(写真1)を備えること。YaSTの画面からシステムやアプリケーションの各種設定を一元的に管理できる。新版の10.1では,新たにOSレベルのセキュリティ機構「AppArmor」(写真2)や,3次元処理や透過効果などを提供するGUI環境「Xgl」(写真3)も装備した。

 SUSE Linux 10.1のインストールCDのイメージ・ファイルは,ここからダウンロードできる。