あおぞら銀行は国内18本支店をはじめとする約3000人が利用するメール・システムを刷新した。統合管理体制の確立のほか,コンプライアンスとセキュリティの強化を目指した。中核製品として,センドメールのメール・セキュリティ管理製品「Sendmail Mailstream Manager」とメール配信サーバー「Sendmail Switch」を採用した。

 Mailstream Managerでは,条件に応じたアクションをポリシーに基づき設定できる。あおぞら銀行では,外部向けメールに使用禁止用語が含まれていないかのチェック,業務内容に合わせたメール転送制限の設定,添付書類のパスワード・ロックのチェックなどを実施する。

 メール・システムのゲートウェイには,SMTP認証を備えたメール配送エンジン「Sendmail Switch」と「FlowControl Filter」を配置した。ここでトラフィックを制御して不正な大量メールによるシステムへの被害を防ぐ。