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NECと富士ゼロックス、おサイフケータイ使ったリモート印刷の実証実験を開始NECと富士ゼロックスは5月8日、ICチップ「FeliCa」を搭載した携帯電話(おサイフケータイ)を使って、社内文書を外出先で印刷する仕組みの実証実験を開始したと発表した。都内にあるNECの本社と富士ゼロックスの営業拠点に実験システムを置く。両社は2007年3月末までに同システムを企業向けに製品化する考え。これにより、「重要文書を実際に持ち運ぶことなく、必要な時に外出先で確認することができるようになる」(NEC)という。 実験は2段階に分かれている。まず、5月からの実験で印刷の基本機能を試す。印刷対象とする社内文書は、あらかじめ専用の文書管理サーバーに登録しておく。外出先の支店などに移動した社員は、携帯電話で管理サーバーにアクセスし、登録した文書のID番号をFeliCaに記録する。この携帯電話を実験システムの対応プリンタにかざすと、文書のIDが読み取られ、ネットワーク経由で文書が印刷される仕組みだ。実験システムでは、富士ゼロックスの複合機「ApeosPort」シリーズを対応プリンタとして利用する。 10月からは、同じ企業の本支店間などだけでなく、複数の企業間で印刷機能を利用するケースを想定し、実験システムに個人認証機能などを付加する。具体的には、FeliCa対応の携帯電話に社員証の機能を追加し、文書を登録したり印刷する際のユーザー認証や、当該オフィスへの入退室管理機能などを組み込む。また、印刷量などに応じた課金ができるように、印刷者や印刷枚数などの記録を取る機能を追加する計画だ。ただしこのシステムの仕組み上、文書管理サーバーをインターネットに設置しなければならない。何らかのセキュリティ対策が必須だが、現時点では具体的な対策は決まっていないという。 最新ニュース記事一覧へ >>
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