JUDE/Professional 3.0
JUDE/Professional 3.0
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マインドマップの例(JUDE/Professional 2.5.1のもの)
マインドマップの例(JUDE/Professional 2.5.1のもの)
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 チェンジビジョンは4月28日,UMLモデリング・ツールの新版「JUDE/Professional 3.0」を販売開始すると発表した。チーム開発機能を新たに加えたことが特徴。価格は2万9400円(税込み)。6月27日に販売を開始する。

 主な機能強化点は,(1)モデルAPIの参照機能を追加,(2)チーム開発機能を追加,(3)UML2.0への対応,の3点。
(1)は,UMLのクラス図とユースケース図で使われる基本的なモデル要素の情報を参照できるAPIを提供。これを利用することで,ソースコードを自動生成するプログラムなどに対して,JUDEから情報を引き渡すプログラムが作れる。

 (2)のチーム開発機能は,JUDE/Enterpriseで提供されていた機能を統合した。プロジェクト管理やユーザー管理,モデルの変更履歴管理などが可能である。(3)では,UML2.0で追加されたモデルに対応した。シーケンス図における「複合フラグメント」「相互作用の利用」,アクティビティ図における「格子状のパーティション」「入れ子になったパーティション」などを取り込んだ。

 マインドマップ描画ツール「JUDE/Think!」の販売も開始する。JUDE/Think!は,これまでJUDE/Professionalに実装されていた機能を単体ツールとして切り出したもの。マインドマップの作成・編集機能,スタイルテンプレート,マップのマージ機能,画像出力機能などを備える。価格は3150円(税込み)。販売開始は6月8日である。