JUDE/Professional 3.0はさらに,チームによる開発を支援する機能を備えるようになる。チーム開発支援機能は,JUDEの前バージョンでは上位版であるEnterprise版だけが備えていた。バージョン3.0からはJUDEのEnterprise版は無くなり,Professional版が最上位版となる。
JUDE/Professional 3.0の提供に合わせて,無償で提供しているJUDE Community版もパージョンアップする。Professional版と同じようにAPIを公開するほか,ユーザー・インタフェースを部分的に変更する。ただし,UML 2.0には対応しておらず,チーム開発支援機能も搭載しない。
同社はまた6月8日に,発想支援ツール「JUDE/Think!」の出荷も開始する。これは,JUDE Professional版が搭載している発想支援機能を単体ツールとして販売するもの。イギリスの著名コンサルタントであるTony Buzan氏が提唱する思考視覚化手法である「マインドマップ」作成を支援する。
JUDE/Professional 3.0の対応OSはWindows 2000(SP1以降)/XP。J2SE1.4.1_07以降またはJ2SE1.4.2_05以降も必要。価格は2万9400円(税込)。JUDE/Think!の価格は3150円(税込)。