「マインドマップ」を作成しているところ。中心となるキーワードから、曲線を用いてアイデアを広げていく
「マインドマップ」を作成しているところ。中心となるキーワードから、曲線を用いてアイデアを広げていく
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 チェンジビジョンは2006年4月28日、アイデアを可視化するソフト「JUDE/Think!」を2006年6月8日に発売すると発表した。発想を図にして表現し、それを編集しながら考えをまとめていくことができる。価格は3150円で、同社のWebサイトからダウンロード販売する。

 JUDE/Think!は、発想を図式化する手法として知られる「マインドマップ」に基づいて作られている。トニー・ブザン氏が考案した手法で、中心となる重要なキーワードを入力し、そこから曲線を使ってツリー状に考えを広げていくのが特徴(画面)。国内でも解説書が出版されたり、セミナーが開催されるなど関心が高まっている。

 JUDE/Think!は、マインドマップの作成/編集や、スタイルの設定、印刷などの機能を持つ。作成したマインドマップを画像として出力したり、「Word」や「Excel」に張り付けることも可能。アイデアの入力だけでなく「ノウハウの共有、議事録などのプロジェクトに関連する情報の一元化にも有効」(同社)。対応OSは、Windows 2000 SP1以降/Windows XP。

 チェンジビジョンは、ソフトウエア開発やプロジェクト管理を支援するツールの開発/販売を手がける。マインドマップ作成機能は、元々同社の「JUDE」というソフトウエア開発ツールが備えていたが、ユーザーからの要望を受けて単独のツールとして製品化した。「営業・企画・編集などさまざまな職種での利用拡大を目指す」(同社)。