レックスマーク インターナショナルの木下 聡代表取締役社長
レックスマーク インターナショナルの木下 聡代表取締役社長
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世界最小、予想実勢価格9980円のX2470
世界最小、予想実勢価格9980円のX2470
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写真印刷機能を強化したX3470
写真印刷機能を強化したX3470
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SOHO向けに発売するFAX付きのX8350
SOHO向けに発売するFAX付きのX8350
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 レックスマーク インターナショナルは2006年4月27日、インクジェット複合機の最新モデルを3機種発表した。今回から、簡単に扱えることを強調するために、「カンタンサイコー」をキャッチフレーズに製品を展開。加えて、「簡単」というイメージの定着とブランド力の向上を狙って、かわいらしい動物のキャラクターが製品説明をする「カンタンランド」という専用ホームページも始めた。

 今回発表した製品の中で、3色一体型のインクカートリッジ1本で印刷する簡単モデルは「X2470」と「X3470」の2機種。SOHOや中小企業向けには、FAX機能付きの「X8350」を用意した。発売日は、X2470とX8350が4月28日、X3470は5月中旬。価格はいずれもオープンで、同社が予想する実勢価格はX2470が9980円、X3470が1万4800円、X8350が2万9800円。

 X2470は、インクジェット複合機では世界最小となる低価格モデル。本体サイズは、幅375×奥行き286×高さ153mm。モノクロおよびカラーの印刷速度はともに毎分17枚で、従来機「X2350」の毎分15枚から向上させた。このほか、ボタン一つでコピーができる「ワンタッチ写真コピーボタン」を追加した。プリンターの印刷解像度は4800×1200dpi。スキャナーの撮像素子は、600dpiのCISだ。

 上位機のX3470は、X2470にメモリーカードスロット、操作パネル、モノクロ液晶などを追加したモデル。その他の仕様は、X2470とほぼ変わらない。本体サイズは、幅436×奥行き373×高さ190mm。

 FAX機能付きのX8350は、原稿を自動で取り込む「ADF(自動給紙装置)」を搭載する。普通紙なら最大50枚の原稿を連続して読み取れる。スキャナーの撮像素子は、1200dpiのCIS。
 印刷速度はモノクロが毎分25枚、カラーが毎分19枚。印刷解像度は4800×1200dpi。4色印刷のほか、カートリッジを取り替えれば、6色印刷も可能だ(いずれの場合もインクカートリッジを2本装着する)。2.4型のカラー液晶やメモリーカードスロットを搭載。本体サイズは幅448×奥行き379×高さ254mmで、従来機「X7170」から容積比で32%小型化した。