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「次期Officeでクリック数が60%減る」--MSが次期Office説明会を開催マイクロソフトは2006年4月20日、パートナー各社を対象にした「the 2007 Microsoft Office system」の製品戦略説明会「The New World of Work Day」を開催した。最新のベータ版のデモを披露し、ユーザーインタフェースの刷新やグラフィックス機能の強化、コラボレーション機能の強化などについて説明した。 基調講演では、米マイクロソフトのビジネス部門担当プレジデントを務めるジェフ・レイクス氏が登壇(写真1)。従業員の生産性向上、情報の可視化やコラボレーションの促進といった次期Officeの特徴を紹介するとともに、Officeを利用したソリューション開発の重要性を訴えた。続いて、マイクロソフト日本法人の担当者がデモを披露した。 次期Officeの最も大きな特徴はユーザーインタフェースの刷新だ。その背景には、ユーザーが必要な機能にスムーズにたどり着けていない現状がある。ユーザーに機能追加に関する要望を聞くと、寄せられるものの多くは既に実装されているという。つまり機能が足りないのでなく、見つけられないことに問題があるというわけだ。そこで採用したのが「コマンドタブ」や「リボン」といった新しいユーザーインタフェース。必要なときに、必要な機能だけを表示させることを目指している(写真2)。この結果操作が簡単になり、「ユーザーのクリック数が60〜65%減るという結果も出ている」(同社)。
見栄えの良い文書や表を作成するための機能も充実させた。デザインテンプレートを多数用意し、好みのものを選ぶだけでデザインを変更できる(写真3、4、5)。グラフィックス機能をここまで大がかりに刷新するのは10年ぶりだという。
こうした派手な機能強化に加え、地味ながら重要な改良も図られる。例えばExcelは、スプレッドシートの上限のサイズを、これまでの65536行から1048576行に増やした。列も、256から16384列に増える。表示サイズを簡単に切り替えられる仕組みも用意する(写真6、7)。またグラフに関しても、簡単に見栄えを変更できる(写真8、9)。作成したデータは、PDF形式で出力できる(写真10)。
Outlookでは、検索やメールのプレビュー機能などの強化が図られる。自分のスケジュールやTodo、チームのメンバーのスケジュールなどを分かりやすく確認できる工夫も盛り込まれる(写真11)。これ以外には、SharePoint Serverとクライアント製品が連携してワークフローを実現したり、チーム内の情報を分かりやすく視覚化して見せる機能などが披露された。
また最後には、Officeファミリーに新しく加わる「Groove」についての説明もあった(写真12)。元々は米グルーブネットワークスが開発していたP2P型のコラボレーションソフトで、マイクロソフトが同社を買収したことによりOfficeの一員となった。サーバーが不要という利点を生かして、柔軟なコミュニケーションを実現する。また大規模な組織では、「Groove Server」を導入してクライアントの集中管理をすることもできる。
2007 Office systemは、ボリュームライセンスでの提供が2006年の第4四半期、コンシューマー向けのリリースは2007年初頭となる予定(写真13、14)。WordやExcelといったクライアント製品だけでなく、サーバー製品群との連携によるコラボレーションやデータ管理の実現もセールスポイントとして売り込みを図る(写真15)。
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