VizImpressは動画像を使ったインタラクティブなプレゼンテーションを可能にする
VizImpressは動画像を使ったインタラクティブなプレゼンテーションを可能にする
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 日本SGIは4月12日、画面上に数十もの動画像を同時に表示し、インタラクティブな操作を可能にするソリューション「VizImpress」の普及に向け、ハード、ソフト、SIerなどを集めた企業連合「VizImpressイニシアティブ」を立ち上げた。大型のフラットパネル・ディスプレイとタッチパネルを組み合わせたプレゼンテーション・システムなどを共同で商品化する。

 VizImpressはWindows搭載パソコンをベースに動画像の表示機能を高めたソリューション。カナダのコンテント・インタフェース社(CIC)が開発した動画像表示エンジン「enVision」を中核としている。一つの画面上に複数の動画像を表示、その画像をクリックするだけで自在にズームできる機能などを備えている。メニュー画面を開くことなくインタラクティブなプレゼンテーションが可能になるのが最大の特徴で(写真)、ワイドショーの新聞紙面紹介コーナーなどで採用されている。

 日本SGIが組織化した企業連合には、CICの日本法人のほか、NECディスプレイソリューションズや松下ネットソリューションズなどのディスプレイメーカー、キヤノンマーケティングジャパンなどのSIer、デジタル・ニッチ・アーカイビングなどのコンテンツ会社が名を連ねている。