JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月12日,個々のユーザーが簡単な習慣を身に付けるだけでセキュリティを向上させられるとして,改めて注意を呼びかけた。

 具体的には,「パソコンから離れる際には,スクリーンをロックする/ログアウトする」および「ネットワークを使用しない場合にはパソコンをネットワークから切り離す」ことを習慣付けるよう勧めている。

 スクリーンをロックするには,スクリーン・セーバーの設定で「パスワードによる保護」を有効にすればよい。Windows XPの場合には「Windows キー」と「L」を同時に押せば,スクリーンを即座にロックできる。

 ネットワークからパソコンを切り離す方法としては,「パソコンからネットワーク・ケーブルを抜く」「ブロードバンド・ルーターのPPPoEセッションを切る/電源を切る」ことを挙げている。

 JPCERT/CCでは,同様の呼びかけを以前からおこなっている(例えば,「JPCERT/CC REPORT 2004-05-19」)。

◎参考資料
JPCERT/CC REPORT 2006-04-12