住商情報システムは2006年4月11日、Winnyの検出/通信遮断ができる無償ツールの提供を開始した。ツールは同社のWebサイトからダウンロードできる。

 同社が公開したツールには、Winnyの通信を遮断する「eEye Winny Monitor」と、Winnyが稼働しているパソコンを検出する「eEye Winny Scanner」の2種類がある。

 eEye Winny Monitorは、Winnyを使って通信している送信元と送信先のパソコンを検出し、そのIPアドレスを表示する機能を備えている。さらに、それらのパソコンの通信を遮断する機能もある。自動で遮断することも可能。eEye Winny Monitorをインストールしたパソコンを、LANスイッチのミラーポートに接続して利用する。

 eEye Winny Scannerは、IPアドレスの範囲を指定し、その範囲内のパソコンでWinnyが稼働しているかどうかをチェックするツール。無償版では最大16台まで同時に検査できる。

 両ツールともWindows 2000 Professional/XP Professional/2000 Server/Server 2003で動作する。