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インテルMacでWindows XPとKNOPPIXが起動

Intel Mac(インテルMac)でBoot Campを早速試す

qnote 鶴田 展之 2006/04/09 日経Linux
写真1 Boot Camp(ブートキャンプ)の画面例
写真1 Boot Camp(ブートキャンプ)の画面例
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写真2 Boot Campの画面例(その2)
写真2 Boot Campの画面例(その2)
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写真3 Windows XPが起動
写真3 Windows XPが起動
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写真4 Windows Server 2003もインストールできた
写真4 Windows Server 2003もインストールできた
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写真5 1CD LinuxのKNOPPIXが起動
写真5 1CD LinuxのKNOPPIXが起動
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写真6 Boot Camp導入前のMacBook ProでUbuntu Linuxベースの1CD Linuxを起動
写真6 Boot Camp導入前のMacBook ProでUbuntu Linuxベースの1CD Linuxを起動
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写真7 Boot Camp導入前のMacBook ProでUbuntu LinuxをHDDにインストールして起動
写真7 Boot Camp導入前のMacBook ProでUbuntu LinuxをHDDにインストールして起動
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 米Intel社のCPUを搭載したMacintosh上(通称,インテルMac=Intel Mac)で「Windows XP」を動作させるためのツール「Boot Camp(写真1)」が,米Apple Computer社から発表された。ユーザーからの要望が多かったとはいえ,Mac OS Xと競合するOSの導入がAppleから公式にサポートされることを予測できた人はほとんどいなかったのではないか。
 早速,4月5日に公開されたばかりのBoot Campのパブリック・ベータ版を「MacBook Pro」で使用してみた。

 まず,Windows XPを導入してみよう。用意するものは,基本的にWindows XPのインストール・メディアとまっさらのCD-Rのみだ。ただし,インストールメディアに関しては,Windows XPパッケージの種類に注意が必要だ。Boot Campが対応しているのは,Windows XPの中でも「SP2適用済み」の「新規インストール版」パッケージのみで,SP2以前やアップグレード版のパッケージは使用できない。空のCD-Rは,デバイス・ドライバ・ディスクを作成するために使用する。このディスクには,グラフィクス・アダプタやサウンド,Bluetoothなど,インテルMacに搭載されるデバイスのWindows XP用デバイス・ドライバが収録される。

 導入は以下の手順で行う。

1. ファームウエアのアップグレード
2. Boot Campの導入
3. Boot Campアシスタントの起動
4. 「Macintosh Drivers CD」の作成
5. Windows用パーティションの作成(写真2)
6. Windows XPのインストール
7. Macintosh Drivers CDからデバイス・ドライバをインストール

 最新ファームウエアは,iMac,MacBook Pro,Mac miniそれぞれのものが,Appleのサポート・サイトで配布されている。実は,重要なのはBoot Camp本体よりもこの新しいファームウエアである。ファームウエアのアップグレードを行うと,それまで不可能だった「BIOSを前提とするOSの起動」が可能になるのだ。これはおそらく,EFIフレームワークにおいてBIOSとの互換性を提供する「CSM(Compatibility Support Module)」相当の機能が,新しいファームウエアには含まれているということなのだろう。ファームウエアさえ更新すれば,後はBoot Campアシスタントのガイドに従うだけで,簡単にWindows XPの導入が完了する(写真3)。ちなみに,サポート対象ではないが,「Windows Server 2003」もインストールできた(写真4)。
 なお,今回筆者が試したMacBook Proでは,無線LANデバイスが使用できなかった以外には特に動作に不具合は無かった。体感速度的にも,並みのPCでは太刀打ちできないぐらい高速に動作した。
 BIOSを前提にしたOSの起動が可能になったということは,サポートはされていないものの,Windows XP以外のOSも導入できる可能性が出てきたということだ。実際,KNOPPIXなどのLive CD(1CD Linux)であれば,MacBook Pro上でもi386プラットフォーム向けのLinux(KNOPPIX)が直接起動できた(写真5)。
 ただ,Linuxディストリビューションのハード・ディスク装置(HDD)への導入は,そう容易では無さそうだ。試しにいくつかのディストリビューションの導入を試みたが,Fedora Core 5とCentOS 4.1では,ディスク・パーティション設定時に「gptパーティションレイアウト」に関する警告が表示される。gpt(GUID Partition Table)は,インテルMacが採用するEFI仕様の一部であり,従来のMBR(Master Boot Record)からの起動に代わるものである。
 今回,ファームウエアの更新によってBIOSに対する互換性が実現されても,HDDのパーティション配置の形式は互換ではないということだ。Mac OS Xの領域も含めたディスク全体をフォーマットし直してしまうことでインストールは完了できたが,マシンを起動しようとすると,GNU GRUBのブート時に「GRUB Loading stage2 ...」で停止してしまい,起動しなかった。
 ほかに,Vine Linux 3.2,Debian GNU/Linux 3.1も試してみたが,キーボードが認識されなかったり,インストーラ自体が「kernel panic(カーネル・パニック)」で止まってしまったりなど,どれも起動まで達することはできなかった。非常に残念な結果だが,既にインテルMacでLinuxが起動すること自体は実証済みである(写真6,写真7,詳細は日経Linux5月号に掲載)。インストーラに関する問題も,早晩解決されるだろう。起動に成功次第,またレポートする予定である。

 続編「Debianテスト版はインテルMacにインストール可能」こちらから。

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