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【事例フラッシュ】静岡県版電子カルテシステムが稼働−−医療情報を県内で標準化

2006/04/10
尾崎 憲和=日経SYSTEMS

 静岡県は,2004年度から開発を進めてきた「静岡県版電子カルテシステム」を完成し,県内の2病院で稼働開始したことを明らかにした。2006年1月23日から沼津市立病院と市立袋井市民病院で稼働している。2006年度中に9病院で稼働する見込み。400床以上の病院には,2009年度までに導入率100%を目指す。県内の医療機関には無償でソフトウエアを配布する。

 このシステムは,病名,検査結果,処方など医療情報の用語,コード,通信手段などを国際規格で標準化し,情報をCD-ROM化して患者に提供するもの。病院相互や病院と診療所間で,これまで困難だった各種医療情報のやり取りが可能になる。患者が自分の診療情報を自宅のパソコンで見られるようになるため,他の病院からセカンド・オピニオンを受ける際に診療データを提示することも容易になる。

 開発費は4億8814万5000円。開発期間は2005年1月〜2006年1月。静岡県,浜松医科大学,静岡県病院協会,静岡県医師会,県内外の企業コンソーシアム(NEC,富士通,NTTデータ,ソフトウェアサービス,エスビーエス情報システム)などが共同で開発した。

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