パソコンを使わずに映像のデコードができるセットトップ・ボックス
パソコンを使わずに映像のデコードができるセットトップ・ボックス
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映像をディスクに蓄積できるホーム・サーバー
映像をディスクに蓄積できるホーム・サーバー
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 沖電気工業は,インテルが開催したユーザー向け技術展示会「インテル・デベロッパー・フォーラム Japan 2006」の展示会場で,通信事業者がサービスを開始するIP電話,データ通信,映像受信の“トリプル・プレイ”をパソコンを使わずに利用するためのセットトップ・ボックスなどを参考出展した。出荷時期は早ければ2006年秋,価格は3万円程度になる模様である(編集部推定)。

 セットトップ・ボックスはパソコンを前提としないため,パソコンやオール・イン・ワン型ルーター機器とは異なる機能を持つ。例えばディスプレイを接続するだけで映像が見られるよう,映像のコーデック機能を自前で備えている。

 また,パソコンなどと組み合わせて使うことを想定したゲートウエイ機器で,受信した映像データを内蔵ディスクに蓄積する“ホーム・サーバー”機能など,既存のオール・イン・ワン型ルーター機器にはない機能を持つ機器も展示した。家庭での利用を考慮し,同軸ケーブルや電話線などをネットワークの物理層として使用する機能などを持つ。

■変更履歴
セットトップ・ボックスが備える機能と他製品の機能の説明が混在していたので,情報と写真を追加しました。[2006/04/07 17:03]