SuicaとiDが両方利用できるリーダー/ライターのイメージ画像
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 NTTドコモとJR東日本は2006年4月3日、「おサイフケータイ」を利用したクレジット決済サービスの「iD」と電子マネー「Suica」の決済用インフラを統合することで合意したと発表した。2007年1月をめどに運用を開始する。

 具体的には1台のリーダー/ライターでSuicaとiDの両方に対応できるようにする。今まで両サービスを導入しようとした場合それぞれのリーダー/ライターが必要だった。ひとつのリーダー/ライターでSuicaとiDをどのように使い分けるかなどに関しては「まだ決まっていない」(NTTドコモ)という。

 2004年からSuicaの導入を開始し、iDにも2006年秋から順次全店で対応していくコンビニエンスストアの「ファミリーマート」は今回のリーダー/ライターやそれにともなうインフラ統合のシステムを「コストや運用面を考えると、2台が1台になるのは非常にありがたい。是非導入したい」(ファミリーマート)としている。