NTT東日本は4月3日,2005年度のFTTHサービス「Bフレッツ」販売実績(速報値)を発表,1年間で100万契約増を達成したことを明らかにした。この結果,Bフレッツの契約数は2005年度末で189万契約を突破。「当初見込み通りの増加数を達成した」(NTT東日本)としている。2006年度はさらに150万増の339万契約を見込んでいる。

 増加が著しいBフレッツだが,ADSLサービスの「フレッツ・ADSL」は2006年2月の301万契約がピーク。翌3月は前月比マイナス1.4万契約となり,初めて減少に転じた。そのため,3月末時点の契約数は速報値で300万契約である。同社では2006年度のフレッツ・ADSL契約数を290万と見込んでおり,ADSLの減少傾向は続くと判断している。

 なお,FTTHサービス「フレッツ・光」の2005年度の増加数を80万回線としていたNTT西日本は,「現在速報値を集計中」。若干数値が前後する可能性はあるが,「75万回線増の153万契約」(NTT西日本)という。