EMCジャパンは,新たに稼働OSを増やしたミッドレンジ向けデータ・バックアップ・ソフトの新版「EMC NetWorker 7.2.2」を2006年4月3日に出荷した。従来のWindows版とSolaris版に加え,Linux,HP-UX,AIX版を追加した。価格はWindows版とLinux版が16万2000円から,各種UNIX版が59万1000円から。

 EMC NetWorkerは,米EMCが2003年7月に買収した米Legato Systemsの製品ラインである。PCサーバーや小~中規模ストレージなど,従来のEMC製品がリーチできていなかったミッドレンジ分野のデータ・バックアップ需要をカバーする。サーバー機,ディスク装置,テープ装置など企業データ管理を構成する要素がネットワーク上に分散した環境でデータのバックアップを管理できる。