マイクロソフトは3月31日,クライアント管理ソフト「Systems Management Server(SMS) 2003」の「Service Pack 2(SP2)」を公開した。SP1以降にリリースされた修正パッチを含むほか,管理対象として新たにWindows XP/Windows Server 2003の64ビット・バージョン「x64 Editions」が加わった。同社のWebサイトで入手できる。

 SMS 2003 SP2では,x64版の管理に対応したほか,ソフトウエア・インベントリ処理(情報収集処理)のマルチ・スレッド化などを行った。またSMS 2003 SP2の公開に合わせて,クライアントにおける修正パッチの適用状況などを診断する「SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Update」もSP2になっている。