シーア・インサイト・セキュリティは,情報漏えい対策などを目的に,Windowsファイル・サーバーへのアクセス状況を記録・収集して分析するためのソフト「SEER INNER SA」を2006年4月にも発売する。価格は未定。販売代理店は,ネットマークス,住商情報システム,NTTデータシステムズ,ソフトバンクBBの4社。

 SEER INNER SAは,Windowsファイル・サーバー上で専用のエージェント・ソフトを稼働させることで詳細なファイル・アクセス・ログを取得するソフトである。個々の社員がいつ何をしたのかを管理することで,セキュリティ対策になる。エージェントのほか,エージェントからデータを収集して管理する管理サーバー・ソフトと,管理サーバー上のデータを分析するソフトで構成する。

 ログ監視対象となるファイル・サーバーのOS,つまりエージェントの稼働OSは,Windows 2000 ServerまたはWindows Server 2003である。今後,RedHat Enterprise LinuxとWindows Storage Server 2003を稼働対象に加える予定である。