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 NTT東日本とNTT西日本は3月29日、ぷららネットワークスなどが提供するブロードバンド映像配信サービス「4th MEDIA」用の新チューナーを4月3日から発売すると発表した。

 新チューナー「Picture Mate 300」の価格は2万4150円。レンタルも可能で、料金はチューナーのみで月額525円、無線LANアダプターを同梱したセットで月額840円となる。

 Picture Mate 300は、一定量の画面データをチューナー内に取り込んでおく機能を備えている。これにより、操作ボタンを押した際にそのつど通信が発生するのを防ぎ、従来製品よりも画面の表示速度を高速化した。送信中に損失した情報をチューナー側で補正する技術も搭載しており、コマ落ちなどの画像の乱れを抑え、安定した映像配信を実現できるという。

 4th MEDIAサービスは、「So-net」「BIGLOE」「@nifty」「hi-ho」「ぷらら」の5プロバイダーが提供している。これらのプロバイダーに契約し、「Bフレッツ」などの光ファイバー回線接続サービスの利用者が、4th MEDIAのサービスを利用できる。

 Picture Mate 300の発売に伴い、プロバイダー各社は4月3日より4th MEDIAサービスの新規契約者に対して、チューナーのレンタル料金を実質3カ月分無料とするキャンペーンを実施する。