NTT西日本は2006年3月29日,同社のIP-VPNサービスで一部のユーザーがネットワークにつながらなくなる障害が起こったと発表した。障害が起きたのは「フレッツ・グループ」,「フレッツ・オフィス」,「フレッツ・オフィスワイド」の3サービス。

 障害は同日10時50分ごろに発生した。13時ごろ一度回復したが,15時30分ごろより再度悪化しているという。
 
 「障害の直接原因はルーターの故障。回線がバックアップに切り替わったとき,ログイン情報も引き継いだ。回線が切断されたユーザーが再度接続しようとした際に,既にログインしている状況となり,接続できなくなった。ログイン状態を解消することで回復したのが15時30分ごろだった」(広報部)。
 
 その後,ルーターの故障を復旧し,バックアップ回線を通常経路に戻したところ,再度同じ現象がおこったという。「再度バックアップ回線に戻して運用中。障害は解消しつつある」(広報部)という。