デモの様子。交差点を渡った先を右に曲がればよいことが一目瞭然
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KDDIと沖縄セルラーは3月27日、同社の携帯電話サービス「au」で提供中の歩行者向けナビゲーション「EZナビウォーク」に、3D表示機能を追加すると発表した。「3Dナビ」と呼ばれるサービスで、4月下旬に開始する。携帯向けナビゲーションで3D表示を実現したのは、本サービスが世界で初めてだという。
これまでのEZナビウォークは、出発地と目的地を入力すると、カーナビのようにリアルタイムに更新しながら自分の居場所を地図上に表示。音声ガイダンスによって、目的地へと導いてくれる。
「3Dナビ」が加わると、EZナビウォーク利用中に出発地や交差点周辺、目的地近辺で、通常と表示が変わる。自動的に3次元で街の様子を立体的に表示するモードに切り替わるのだ。地下鉄の駅の出口を出て、最初にどちらの方向に向かえばいいのか迷うことはよくあるだろう。こうした場合に、3Dナビは重宝する。東京23区のほか、札幌、名古屋、大阪、福岡といった全国の政令指定都市の主要な交差点付近で3D表示が可能である。
3Dナビに対応した機種であれば、EZナビウォークの料金（月額210円または315円）以外に付加料金はかからない。4月下旬に発売するW43Tは3Dナビに対応するほか、W31T/W32T/W41T/neon/W41K/W41Sはソフトウエアのバージョンアップで対応する。
