米マイクロソフトは2006年3月24日(米国時間)、オフィスソフトの新版「2007 Microsoft Office system」の出荷スケジュールの変更を発表した。これまで2006年中に発売するとしていたが、パッケージ版とパソコンへのプリインストール版の提供開始を2007年1月に延期した。ただボリュームライセンス契約による企業ユーザーへの提供は、2006年10月になるとしている。

 同社は2006年3月21日、次期OS「Windows Vista」のコンシューマ向けの提供開始を同じく2007年1月に延期したばかり。パソコンメーカーや販売店からは、OSとOfficeの新版の出荷時期にずれがあると、その間に投入するプリインストールモデルの製品構成に迷う、という声も聞かれていた(関連記事)。今回Officeの出荷時期も延期されたことで、2007年1月以降に出荷されるパソコンに、OSとOfficeの新版がそろってプリインストールされることになりそうだ。