NTTデータ先端技術とアルバワイヤレスネットワークス(アルバ)は2006年3月24日,無線LAN端末に対応した検疫システムを共同で開発し,販売を開始した。端末のOSがWindowsだけでなく,Mac OS X,Linuxでも働くのが特徴。
 
 今回のシステムはNTTデータ先端技術が提供するクライアント管理ソフトウエア「NOSiDE Inventory Sub System」とアルバの無線LAN制御システム「ARUBA Mobility Controller」で構成される。このシステムでは,端末認証を専用Webページで行った後,ウイルス対策ソフトのパターン・ファイルが最新かどうか,最新セキュリティ・パッチが適用されているかどうかを確認し,合格すれば,初めてLANにつながるようになる。パターン・ファイルやセキュリティ・パッチの検査は,Webブラウザで行うので,クライアント側にエージェント・ソフトウエアを用意する必要はない。ただし,Mac OS XとLinuxではWebブラウザに専用プラグインを追加しておく必要がある。
 
 価格は100クライアントのライセンスの場合,382万円(税別)から。