ネットフォレストは,Webプロキシ・サーバーと連携するウイルス対策ソフト「ファイルフィルタ for ICAP」を2006年3月23日に出荷する。LinuxやSolarisなど各種UNIX互換OS上で稼働する。開発会社はロシアのDoctor Web。価格は,25ユーザーで年額1万9920円から,ユーザー数無制限で年額49万5360円から。

 ファイルフィルタ for ICAPは,各種UNIX上で稼働するウイルス対策ソフトである。各種のWebプロキシ・サーバーが備えるHTTPベースの外部サーバー連携インタフェースであるICAP(Internet Content Adaptation Protocol)経由で利用する。既存のWebプロキシ・サーバーにウイルス対策機能を追加する格好になる。

 稼働OSは,Red Hat Linux 6.2以降など標準ライブラリglibc 2.1以降を搭載するLinux,FreeBSD 3以降,OpenBSD 3.1以降,x86版のSolaris 8以降。利用可能なWebプロキシ・サーバーは,キャッシュ用プロキシ・ソフトのSquidや各種商用アプライアンス装置など,ICAP連携機能を備えているものに限る。