名古屋銀行は20日,「中国ビジネスクラブ」の会員に配信する電子メールに電子署名を付与することを発表した。メールの受信者は電子署名の内容を確認することで,名古屋銀行が配信したメールかどうかや,内容が改ざんされていないかをチェックできる。

 名古屋銀行が作成した電子メールは,メール・マガジン用のメール・サーバーから,電子署名をメールに付与するシステム「SPIS-BOXSMS-110」にいったん送信される。システムでは,日本ベリサインが提供する電子証明書「ベリサイン セキュアメールID」を使って電子署名を付与し,メールを外部に送信する。メールの受信者は,メールの暗号化方式の一つであるS/MIMEに対応したメーラーで,電子署名を確認できる。