米Microsoftは米国時間3月21日,同社スタッフによるブログにおいて,Internet Explorer(IE)が不正終了する脆弱性(セキュリティ・ホール)に関して調査中であることを明らかにした

 このセキュリティ・ホールは,米国時間3月16日に第三者によって公開されたもの。修正パッチ(更新プログラム)は未公開。細工が施されたWebページにIEでアクセスすると,IEを不正終了させられる可能性がある。現在のところ,任意のプログラムを勝手に実行されるようなことはないとされている。

 Microsoftでは,現在このセキュリティ・ホールについて調査している最中であるという。被害に遭わないためには,「信頼できないサイトへはアクセスしない」といったセキュリティのセオリーを守ることが重要であるとしている。

◎参考資料
Publicly disclosed vulnerability in Internet Explorer