NECは3月18日、小学生に向けてトラブルに巻き込まれないように、インターネットの安全な使い方を解説する「NECネット安全教室」を開催した。
今回、参加したのは小学校3~6年生とその保護者。実際にパソコンを操作しながら、迷惑メールへは返信しない、ハンドルネームは年齢や性別が分かりにくいものを使う、チャットや掲示板を利用する際には個人情報は書き込まないなど、パソコンでインターネットを利用する際に注意すべき点を学習。同社では全国の小中学校を対象に年間30回ほど、こうした教室を開催しているという。
安全教室の後にはNPO法人の日本ガーディアン・エンジェルスの協力で、登下校時など身の回りにある危険を予測・回避するための方法を学ぶ「子ども防犯セミナー」も開催された。
同日には、NECのパソコン電話サポート拠点の見学も行われた。1日当たり約8000件、月間では約24万件の相談を処理するという。昔のモデルに関する相談も受け付けるため、30年前のパソコンが動作可能な状態で保存されていた。