日立ソフトウェアエンジニアリングは,プログラマが書いたC言語のソース・コードについてユーザー企業が定めたコーディング規約に合致しているかどうか調べるソフト「anyWarp CodeDirector for C」を2006年3月31日に出荷する。組み込み系の開発プロジェクト向けの製品で,Windows 2000以降で動作する。価格は最も高額な10ユーザー版が100万円。販売目標は年間1000本。

 主な特徴は,調査対象となるソース・コードを,広く普及している無償のバージョン管理ソフト「CVS」から取得できること。設定したスケジュールで調査を実行できる。調査結果はHTMLでも出力可能。プロジェクト管理者はプロジェクトを通してソフトウエアの品質を把握できるほか,プログラマは自分のソース・コードの品質に関する情報を取得できるためモチベーションが高まる。