3月15日、電通は民放5社、広告代理店3社と協同で動画配信ポータルサイトの運営会社を4月3日をめどに設立すると発表した。

 新会社名は「プレゼントキャスト」。電通が筆頭株主として18.75%出資するほか、フジテレビジョン、テレビ朝日、テレビ東京、東京放送、日本テレビ放送網の民放5社がそれぞれ12.5%出資する。そのほかにも、広告代理店の博報堂DYメディアパートナーズ、アサツー ディ・ケイ、東急エージェンシーが資本参加する。

 動画コンテンツのポータルサイトについては「2006年秋に向けて本格サービス開始を予定」(電通)している。広告収支モデルで運営し、会員登録のみでコンテンツは基本的に無料で視聴できる。今までは民放各社が独自のサイトで動画配信を行っていたが、ポータルサイトができることで、ひとつのサイトからさまざまな民放各社のコンテンツを視聴できるようになる。