IP Communication Center
IP Communication Center
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 SIベンダーのPFUは,保守サービスの受付拠点であるコール・センター「IP Communication Center」を刷新し,2006年3月13日に稼働させた。入館チェックの強化によるセキュリティの向上や監視機能の強化による保守サービスの可視化などが狙い。コール・センターは,川崎市にある東京本社内に1カ所,大阪市の関西支社内に1カ所,計2カ所ある。

 新コール・センターの主な特徴は3点ある。1つは,手のひら静脈認証による入館管理や検疫ネットワークの導入により,センター運営のセキュリティを高めたこと。2つめは,大画面モニターによるパフォーマンス監視やパトランプ(警報用の回転灯)の導入など,保守サービスの品質を可視化したこと。3つめは,川崎と大阪の2拠点の双方にIP-PBXを導入し,災害時にどちらか一方が機能を停止した場合に処理を引き継げるようにしたことである。