写真 ヒアリングに出席したNHK橋本元一会長(手前)ら
写真 ヒアリングに出席したNHK橋本元一会長(手前)ら
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 竹中平蔵総務大臣の私的な懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」の第6回会合が,3月13日の13時から始まった(写真)。

 これまで5回の会合は非公開だったが,第6回の今回は公開ヒアリングという形で懇談会の議論の対象となっている関係者を招いて開催。今回の公開ヒアリングには,NHKの橋本元一会長,スカイパーフェクト・コミュニケーションズの重村一社長,日本ケーブルテレビ連盟の石橋庸敏理事長代行専務理事,日本芸能実演家団体協議会の椎名和夫氏など,主に放送関係者が出席している。

 会合の冒頭で懇談会の松原聡座長は「これまで5回のヒアリングで,融合時代の法規制について,NHKの在り方について,通信の在り方について,放送に在り方について,一通り議論をした。今回は当事者を招き,事前に渡した質問票に答えてもらう形で議事を進める」と説明。懇談会の大きな議題となっているNHKに対しては,受信料制度や事業範囲,情報の国際発信などについてのヒアリングが進められる予定。