アペックスは3月1日,分譲マンションの入居者内覧会向けのスケジュール管理システム「内覧キング」を稼働させた。マンション・デベロッパを対象にASP(Application Service Provider)でサービス提供する。第一号ユーザーとして東京建物が販売する「Brilliaタワー東京」の入居者内覧会への採用が決まった。

 内覧キングは分譲マンション内覧会の日程重複や確認ミスを防止することを目的としたシステム。認証,履歴保管,オーナー情報編集,スケジュール編集,各種画面表示,各種帳票出力の各機能を持つ。内覧会当日のアテンド・スタッフの割当や入居者連絡による日程変更を簡単に行えるのが特徴。

 システムは,オープンソース・ソフトウエアを基盤に採用した。OSは「Linux」,DBMSは「Firebird 1.5」,Webサーバーは「Apache2」,アプリケーション開発/実行環境は「PHP5」で構築した。