総務省は3月3日,IP電話の番号利用数が1000万の大台を突破したと発表した。最新の2005年12月末時点の利用番号は1060万4000。2年前の総務省の調査と比べて約2.5倍に増加した計算になる。

 利用数の内訳は,050番号が975万1000,加入電話と同じ0AB~J番号が85万2000。特に050番号は,直近の3カ月で約50万も増えた。2006年3月末時点には単独でも1000万番号を突破する可能性が高い。

 なお,計測方法はエンドユーザーが利用中の番号の総数。1ユーザーが複数の番号を利用している場合などがあるため,実際の契約数とは異なる。