Network Intelligence ENGINE
Network Intelligence ENGINE
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 シー・エス・イーは2006年3月2日,早ければ2008年3月期決算から適用が始まる日本版SOX法(企業改革法)に対応するための製品として,企業情報システムが出力するログを収集・管理して分析するアプライアンス装置「Network Intelligence ENGINE」を出荷した。価格は652万円(税別)から。開発会社は米Network Intelligence。

 Network Intelligence ENGINEは,点在する企業情報システムからネットワークを経由してログを収集,分析する。複数のログを関連付けて問題をリアルタイムに発見してアラートを出せるほか,蓄積したログ・データを分析してリポートを出力できる。ログ分析が可能なネットワーク機器とアプリケーションは100種類を超える。ログ同士の相関を分析するテンプレートは70種類以上,リポート生成テンプレートは用途に応じて800種類以上を備える。

 ディスク容量と搭載CPU性能に応じて,中小企業向けの「EX Series」3モデル,中堅企業向けの「HA Series」3モデル,大企業向けの「LS Series」3モデルを用意した。EX Seriesは,最大2000イベント/秒を処理し,320Gバイトのディスクを搭載する。HA Seriesは,最大7500イベント/秒を処理し,630Gバイトのディスクを搭載する。LS Seriesは,最大1万イベント/秒を処理し,RAID-5構成時に標準で657Gバイト,最大19.8T(テラ=1兆)バイトのディスクを搭載する。