日立製作所は2月28日,1U(厚さ約44.5mm)サイズのPCサーバー「HA8000/110W」シリーズに,RAID5構成をサポートするモデルを追加した。1Uサイズのきょう体内に3台のハードディスクを搭載し,RAID5構成が組めるPCサーバーは業界初という。3月1日から出荷開始する。

 新たに追加したRAID5モデルの主な仕様は以下の通り。CPUは,米Intelのデュアルコア・プロセッサ「Pentium D 840」。メイン・メモリーは1Gバイト以上。ハードディスクは160Gバイト×3ほか。ホットプラグに対応しており,システムが稼働中にハードディスクの交換が可能。

 価格は39万8000円(Windows Server 2003,Standard Edition込み)。そのほか,CPUに「Pentium 4 670」「同650」「同630」を搭載するモデルも用意した。