ノートパソコンの「Lenovo 3000 C100」シリーズ
ノートパソコンの「Lenovo 3000 C100」シリーズ
[画像のクリックで拡大表示]
タワー型の「Lenovo 3000 J」シリーズ
タワー型の「Lenovo 3000 J」シリーズ
[画像のクリックで拡大表示]

 米IBMのパソコン事業を買収したレノボグループは2月23日、これまで中国で販売していた「Lenovo」ブランドのパソコンを全世界で発売すると発表した。従来、日本や欧米で販売していたThinkシリーズに加えて新ブランドを投入。これにより、中小の法人市場に向けた販売強化を狙う。国内では3月中をめどに発売する。

 米国の同社サイトでは、すでにデスクトップの「Lenovo 3000 J」シリーズ、15インチ液晶を備えたノートパソコンの「Lenovo 3000 C100」シリーズを販売している。価格はJシリーズが349ドルから、Cシリーズが599ドルから。3月後半には14.1インチまたは15.4インチの横長(ワイド)液晶を搭載した「N100」シリーズも発売予定。

 リカバリーやソフトのアップデート、ネットワークの接続といった作業を簡易化するユーティリティ「Lenovo Care」が付属。Thinkシリーズと同様、Lenovoシリーズに対してもIBMのサポート部門がサービス・サポート業務を行う。

関連情報:ThinkPadに加え、新「レノボ」ブランドを間もなく投入