ニイウスの関連会社でLinuxやストレージを使ったシステム構築を手掛けるUDB LINUXジャパンは2月9日、メール・アーカイブ用のパッケージ製品「メールアーカイブおまかせパック」の出荷を開始した。「Lotus Notes/Domino」などのメール・データをアーカイブするのに必要なハード、ソフト、構築サービスを組み合わせて販売する。価格は880万円から。

 メールアーカイブおまかせパックは、日本IBMのデータ改ざん防止機能を持つNAS(ネットワーク接続型ストレージ)装置「IBM System Storage Nシリーズ」、日本IBMのIAサーバー「IBM eServer xSeries 336」、サイバーソリューションズのメール・アーカイブ・ソフト「MailBase」からなる。IBM eServer xSeries 336にインストールしたMailBaseが、Lotus Notes/Dominoのメール・データをIBM System Storage Nシリーズにアーカイブする。

 同パックには、基本パックとアーカイブしたデータの上書きや消去をできないようにする改ざん防止パックの2種類がある。価格は50ユーザーの場合、基本パックが880万円から、改ざん防止パックが1180万円から。1000ユーザーの場合、基本パックが1200万円から、改ざん防止パックが1300万円から(いずれも税別)。Lotus Notes/Dominoのほかに対象となるメール・サーバーはSendmail、Postfix、CyberMail。