FLORA Se210の静脈認証装置がユーザーを短時間で識別
FLORA Se210の静脈認証装置がユーザーを短時間で識別
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 東京ビッグサイトで開催中の「NET&COM2006」。日立製作所グループのブースはセキュリティ製品の展示に力を入れており,中でも静脈認証装置を内蔵するディスクレスPC「FLORA Se210」のデモに注目が集まっている。

 FLORA Se210は,サーバー側でアプリケーションを実行するシン・クライアント・システムなどに用いる製品。静脈認証装置を内蔵するモデルは,日立製作所が小型の認証装置を新たに開発したことで実現した。今回が初めての展示となるという。

 ブースでは、FLORA Se210の静脈認証装置がユーザーを短時間で識別できることを実演している。認証装置の上に指を乗せてから1秒足らずの間に,装置が正規のユーザーであることを認識。直ちにパソコンが操作できるようになった。環境が良ければ0.5秒もあれば認識できるという。

 静脈認証装置内蔵モデルのFLORA Se210の価格は19万4250円から。